★ 業務委託と派遣社員 ★

ここ数日は派遣社員のレイオフでのテレビ放送が続いています。。



私の業種では昔から「SEスタウト」と言う業務委託での仕事形体が

多いのですが。。

簡単に言うと



・システムエンジニアをお客様の所で作業をさせる。

 (場所の問題とお客様の近くの方が効率が良いから)

・成果物がはっきりしており提出義務がある

・請求については160時間(例ですが)プラスマイナス10時間

 まではアローワンスとして基本は月額にて決める。

 残業は別途取り決める。

たぶん情報処理産業に関わった事のある人は当たり前の事

の様に今まで、今もやっている事だと思います。。



この様な業務契約は「請負契約」となる場合がほとんどですが。。



請負契約は基本的に、作業者に対する管理、作業指示は出向先(お客様)

が出せない事になっています。

ただ、業務を円滑に且つ効率よくやるために出向し作業をする。

と言うのが現実です。



ただこの場合は「SEと言う商品を最小単位(人)にて作業を請け負う」と言う事になります。



ただ、最近はもう少し複雑で。。。



上記案件もお客様が派遣扱いにしたい場合(指示命令系統を持つ)

「特定派遣」に当たるため、

たとえば、上記出向者が受けている会社の正社員ならば問題無いのですが、

(当然受けている会社が特定派遣会社登録している場合ですが)

正社員以外(派遣契約社員、個人事業主等)はダメな分けです。。。



今問題になっているのはほとんどが「一般派遣」「紹介予定派遣」だと思われます。



本来派遣する側のメリット、される側(派遣社員と言う雇用形態を選択した人のメリット)

それと仲介する派遣業者のメリットが一致して初めて成り立つ話です。。



そう言う意味だと、今回の不況直近までは三者のメリットがうまく出ていた結果

だったと言う事になります。



逆にメリットが出ない場合もあるわけで(派遣業者、派遣社員ともに)

それは理解されて契約をしているはずですが。。。



少なくても企業が派遣社員を解雇すると言う事ではなく、

企業が派遣業者に対しての契約違反なのか(これは契約内容によると思いますので)

どうか。。。という点だと思われます。



派遣業者がクローズアップされず、派遣社員が直接労働組合をつくり、

企業側へ訴える。。という図式があまり理解できません。



あくまで雇用は「派遣業者と派遣社員」のはずですから。。。





マスコミさんもあまりにも局所的にスポットを当てすぎで

少し平等観が無い様にも思えます。。。



派遣社員のメリットは。。

・特殊な技術がある場合専門的な仕事につける為収入も良い

・自分のやりたい仕事が選べる

・時間的にも自分の時間が増やせる

・社員と違い人間関係の煩わしさもない



逆にデメリットも多いはずですが。。。





派遣法も数年前に規制緩和と同時に派遣を仕事にしている

企業側には派遣会社として法的に免許を取らせたわけです。



規制緩和にて工場を始め雇用拡大につながり企業も派遣会社も

派遣社員もWIN-WINの関係が保てたわけです。。



ただ、企業は永遠に右肩上がりと言う事はないですよね。。



働く自由を選択する事、

そのひとつの形体が「派遣」であると思います。。



終身雇用制の崩壊とかとかやはり何処か日本の体質が

変わってきたのか、企業の言い訳なのか、



労使の攻防はまだまだ続きそうです。。。。



次回は。。。。



『不思議なエンドユーザー社内SEの費用VS国税局』



です。。



文字ばかりですみませ~んm(__)m






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